激遅フレッツ光ネクスト隼を「v6プラス・オプション」で速くする!

2017年2月26日仕事ハック

前回「フレッツ光ネクスト隼がすごく遅い!」で書いたのですが、最大速度1Gbpsといわれている隼(はやぶさ)がプロバイダによっては夜10Mbps程度しか出なくなり、激遅になる問題がありました。

今回はそんな激遅 フレッツ光ネクスト隼を早くする方法をご紹介します!

そもそもなぜ遅くなるのか?

プロバイダを変えることで、遅くなったり、速くなったりするのはなぜなのかというところを説明するためには、フレッツ光の接続方法を知る必要があります。

インターネットに接続する際、上記のようにPCからONU(光終端装置)を通じて、フレッツ光NGN網を用いてNTT設備である網終端装置に接続されます。網終端装置にて、NGN網とインターネット回線との接続が行われます。

利用者宅で、インターネット接続が開始(PPPoE接続が行われる)と、NGN網を介して、NTT設備にある複数の網終端装置のうち、どれか一つと接続されます。

しかし、一台の網終端装置で対応できる通信量には限りがあるため、接続数に対して十分な設備が確保できていないと、混雑が発生し、通信速度が遅くなってしまうのです。

また、NGNは各都道府県ごとに施設管理されているため、接続数と網終端装置数がマッチしている都道府県では速度低下は見られないのですが、アンマッチの都道府県に関しては速度が低下してしまうのです。

この速度低下を回避する方法は?

網終端装置の混雑による速度低下の場合には、ボトルネックとなる網終端装置を回避してやれば速度の改善が見込まれます。その方法が、IPv6のIPoE方式による接続です。

IPv6(IPoE)では、網終端装置でのやり取りがないため、網終端装置要因での速度低下が起こりません。ただし、IPv6対応サイトにしかアクセスすることができません。

IPv4/IPv6とは?

IPv4/IPv6というのはインターネットプロトコルの一種であり、インターネットに接続する際の取り決めになります。IPv4が従来より用いられているものであり、各PCにIPアドレスを割り振り通信をしているのですが、規格上割り振ることができるアドレスが枯渇の危機にあります。

IPv6はIPアドレス枯渇問題等、IPv4の欠点を埋めるとともに、次世代インターネットに対応すべく策定された新しいプロトコルになります。ただし、IPv4との互換性がないため、普及に時間がかかっています。

IPv6(IPoE)にてIPv4サイトに接続する方法―v6プラス

IPv6(IPoE)ではIPv4サイトを見れないと言いましたが、これはIPv6とIPv4に互換性がないためでした。そのため、IPv4サイトを見る為にはPPPoE接続により、網終端装置と接続する必要があったのです。

そこで考え出されたのが「v6プラス」というものです。これは「IPoE方式」によるIPv6接続と、IPv4接続のデュアルスタックローミングサービスです。

IPv4通信を接続業者側でIPv6にカプセル化し、IPv6(IPoE)を用いて通信することで、網終端装置を回避します。ただし、カプセル化されたIPv4を復号する必要があります。

IPv4の復号には専用ルータが必要になります。専用ルータは割とピンポイントのため、v6プラス導入のためのネックになりがちです。

NTT東日本/西日本が提供しているホームゲートウェイ(ひかり電話対応ルータ)とバッファローから発売されている一部のルーターのみです!

ひかり電話さえ契約していれば、導入ハードルは低いのですが、一人暮らし等でひかり電話を契約していない場合は、ONUのみしかない場合は多いため、別途、ひかり電話を契約して対応ルータを入手するか、ホームゲートウェイのレンタルをする、もしくはバッファロー製ルータを購入するかをしなければなりません。

v6プラスに対応しているプロバイダ

  • @nifty
  • GMOとくとくbb
  • BIGLOBE
  • IIJ (DS-Lite方式)

対応機器を揃えたら、あとはv6プラスに対応しているプロバイダに申し込めば使えます。インターネット経由で申し込めば割と早く使えます。